アベ政治を許さない―。7月18日、安全保障関連法案を強行採決した安倍政府に対し、全国で怒りの抗議行動が開かれた。(主催:戦争をさせない1000人委員会ら)
天候が心配されたが集会直前に雨も上がり、栄・もちのき広場には約500人が結集。自治労名古屋からも複数の組合員が自前でプラカードを作成して参加し、「戦争法案反対!」と怒りの声を上げた。
6月4日の衆院憲法審査会で「安全保障関連法案は憲法違反」との認識を示し、全国一斉行動の発起人の一人、慶大名誉教授の小林節氏(写真・下)も来場。「野党が選挙で政権を取り返すまで闘いは終わらない。安倍政権の暴走を止めるには選挙で勝つしかない。9条論争はその後にすればいいこと。皆さん、ともに頑張りましょう」と声高に呼びかけた。
「国民の理解が進んでいないことを認めながらも法案をきょう採決した安倍政権は国民を愚ろうしている。法案を廃案に持ち込み、何としても憲法を守ろう」と立憲フォーラム代表を務める民主党・近藤昭一衆院議員も訴えた。
午後1時、参加者はもちのき広場を出発し、「戦争をしたがる総理は辞めろ」「戦争法案反対」と市民に訴えながら、栄中心部をデモ行進。行進には小学生の姿もあった。
自治労名古屋は引き続き平和フォーラムに結集し、反戦平和を訴えていく。
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